ベアリングについて
ベアリングは、ウィールの中に組み込まれている回転を補助させる部品。
ベアリングは1つのウィールに対して2つ装着され、つまりスケボー1つに計8つのベアリングが必要となります。
地味ながら重要なギアであり、ベアリング次第でスケートの滑走性能が大きく変わってきます。ABEC(エイベック)という性能等級や、オイルタイプとグリースタイプなど種類もさまざま。
ベアリングには、「ABEC(エイベック)」というスピードの性能を表す規格がある。ABECの値が大きいほどスピードが早くなり価格も高くなります。スケートボードで使われるベアリングは一般的には3か5か7となっている。
ABECは、スキルやスタイルによって選びましょう。初級者は3か5で十分で、上級者になってから7など早いベアリングを使うことをおすすめします。クルージングスケート重視なら7がおすすめ。
ABEC3:普通/初心者向け
ABEC5:やや早め/中級者向け
ABEC7:早め/上級者向け
ベアリングには「グリスタイプ」と「オイルタイプ」があります。
一般的にはグリスタイプが主流で、手入れの必要がないベアリングで、内部に潤滑用グリスが入っており壊れるまで回転力が持続する。(基本的に両サイドにカバーが付いている)
オイルタイプは、定期的にオイル注入が必要となるベアリングで、潤滑な回転で伸びのある走行が可能だ。カバーの開いてる片面に専用オイルを注そう。
グリスタイプ:メンテナンス不要。速さには限界があり、初級者向け
オイルタイプ:メンテナンス必要。上級者向け