着応えのあるヘビーウェイトスウェットの生地感を生かしたシンプルなデザインに仕上げています。
厚手で重量のある生地をストレス無く着用できるように考慮し、肩を包み込むように後ろ身頃の生地を大きく取り、前身頃(肩の前方)で切り替えて縫製。
さらに、脇の下から裾にかけてリブ編みのサイドガセットを付けて立体的なパターンに仕上げ、着心地の良さとゆとりのあるシルエットを実現しています。
身頃は縦織りの生地を横使いすることで、縦方向への伸び縮みを解消させています。
腰上のサイドポケットは着心地を損ねないよう袋布にTシャツ生地(5.5オンスジャージ)を使用しゴワつきを軽減させており、ハンドウォーマーとしても快適に使用できます。
細部までこだわり抜いたディテール、シルエットやサイジングの全てが、後染めと洗いにより縮んだ時にピッタリとベストな状態に仕上がるように綿密に縮率を計算して生産しており、Good Onならではの技術が存分に詰まった一着となっています。
発色が良く落ち着いた仕上がりのReactive Dye(反応染め)のブラックは、素材本来の柔らかくナチュラルな風合い感を楽しむことができ、シンプルな見た目と着回しやすさが特徴。
スウェット特有の凹凸に色の濃淡が際立つPigment Dye(顔料染め)カラーは、 他にはない味のある表情が特徴で、洗濯の度に表面から徐々に色褪せしさらに風合いを増していくので、長く愛用するほどに上質なビンテージ品のように印象が変わっていきます。
染色技法
製品染め(反応染め)
製品染め(顔料染め)
※ご購入後はじめの数回は色落ちする事がありますので単品でのお洗濯をおすすめ致します。
ご注意事項
製品染め後に洗濯乾燥済みのため最も縮んでいる状態です。着用していくうちに詰まっている編み目が緩み、身体に馴染んでいきます。
※製品染め商品の特性上、染め上がりのお色やサイズに若干の個体差がございますので予めご了承ください。また、独特のユーズド感のある表情、多少のゆがみや擦れ、縫い目部分のしわ、編み地の筋やムラなどは製品の特徴です。素材の持つ不均一感やラフ感をお楽しみください。
【Good On(グッドオン)】
アメリカが大量消費時代に入る以前の衣料品は生地・縫製の質に優れ、何十年も昔の製品が古着としての価値を得て今も多く残っています。こういった製品の、今もなお着続けられるほどの丈夫な作りや、愛着とともに増していく風合いに魅了されて、Good Onの製作がスタートしたのは1997年のこと。
質より量を求めるアメリカの現状において、こだわった物づくりに対して熱くなってくれる工場や生地屋は存在するのだろうか?この難題をクリアすることから取り組み、以来37年にわたって品質と技術を高めながら、全てにおいてこだわった古き良きアメリカの名品を今に落とし込み、毎日何気なく袖を通したくなるような究極のデイリーウェアを生み出し続けています。